今回は配牌の仕方に
   ついてお話していきます
   
   
   
      
  




★配牌の仕方★
 
いよいよ配牌をします。
配牌にもルールがあります。
まずは配牌を開始する場所を決めましょう。


■開門
まず配り始める位置を決めます。
またまたサイコロのお世話になります。
ここでは必ず親がサイコロを振ります。

親がが振って出た目の合計分、親を1として
右回りに数を数えていきます。
そこに当った井ゲタの一辺が配り始める場所となります

そしてサイコロの出た目分
向かって左側から数えます。
その場所を開門(カイモン)といいます。
開門の次の牌から右へと牌をとっていく事になります。




 東:親
 
 サイコロ=11
 
 西:開門


■配牌
開門の場所も決まったので 各人が牌を取っていきます。

上記図の例を使って説明しますと
まず親が12番目と13番目「2組(4枚)」を取ります。
次に南の人が14番目、15番目を取ります。
その次に西の人が16番目、17番目を取ります。
最後に北の人が隣の井ゲタの1番目と2番目を取ります。

こうして3周り繰り返すと
各人が4×3の12枚づつ牌を手にした事になります。

最後の4周り目は各人1枚ずつ取れば良い訳ですが
親だけ少し変わった取り方をします。
親は上段の牌を1つ置きに2枚取ります。
残りの人は1枚ずつ順番にとっていきます。

なぜ親だけ14枚取るのかというと
「ゲームの進め方」の回でお話したように
麻雀は牌を場から取ってきてから、一枚捨てるのが
ゲームの進め方ですから、親だけ最初に取る牌をこの時に
早めに持ってきてしまうのです。

最後の一枚の取り方は下の図の様になります。



 親は2枚取ります
 その他各人は1枚づつ
 取ります。
■王牌
配牌した後に残った場牌は83枚ですが
その全てが、めくり牌になるわけで無く先ほど開門した場所から
逆方向に7組14枚を「王牌」(ワンパイ)といい
ゲームに使わない牌とします。

この王牌が取り除かれる為、理詰の推測に色々な障害がでてきます。
そんな所が更に麻雀の面白さを増幅させているのでしょう
ですので、王牌は絶対に見てはいけません。

絶対に見てはいけないとお話した王牌ですが
ある場合ここから牌を持ってくる事もありますし
ドラ牌として一枚だけ最初から公開されている牌もあります



開門から配牌と
逆方向へ7組が
王牌となります

■ドラ牌
次にドラ牌の設定をします。
先ほど、お話した王牌の最後(配牌を持っていった方)から
3番目の上に乗せてある牌を表向きにめくってしまいます。

この牌をドラ牌と呼びゲームに大きな関係を持つ事となります。
ただしドラ牌はめくった牌の一つ目上がりの牌を意味します。
ドラ牌については「役牌とは」の回で詳しく説明します。
今はドラ牌というものを設定するという事を覚えておいて下さい。


 最後から3番目の牌を
 表向きにめくってしまいます。
 
 めくられた牌がウウトンであった為
 ドラはリュウトンになります。

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