今回は麻雀の反則と
   賞罰について
   お話をしていきます
   
   
   
  
  




★ 反則と賞罰 ★

皆がルールに従い誤まり無くゲームが進めば問題はありませんが
思い違いや見損じてしまいルールを破ってしまう事があります。

それが故意では無いにしても
他者に迷惑を掛ける事になってしまう為に
賞罰のルールが設けてあります。

こういった賞罰のルールは
ローカル的に決まっている物も多いですので
今回は比較的に採用されているものを紹介していきます。


■誤和(ゴホウ)※沖和(チョンボ)
前にもお話に出てきたと思いますが「誤り上がり」の事を言います。
ロン上がりした牌、自分でツモ上がりした牌が
本当は上がれないものであった場合や
上がった時の手牌の中に間違いがあった場合
素上がりであがってしまう事などです。

誤和した場合、罰点1000符、親には2000符を支払います。
また親が誤和した場合は子に2000符を支払います。

間違えて上がった時に、自分だけ牌を公開して
まだ皆は手牌を公開して無かった場合は情状酌量をして
許して貰う事もあります。


■間違いチー・ポン・カン
誤ったチーやポンがある事を上がる前に気がついた場合
これは他者に与える影響が少ないので罰点は
科されない事が多い様です。

ただこのまま上がっても誤和になりますので
この局の上がりは断念しなければなりません。


■多牌・少牌(ターパイ・ショウパイ)
手牌は常に13枚、上がる時だけ14枚である事は
今までもお話してきましたね。
一枚取得したら、一枚捨てるを繰り返す事。
これが鳴いた時に捨て牌を忘れたりして手牌が13以外になって
いる事に気がつく事です。

気がついたら和了放棄をするしか無いですし
その後、鳴いてはいけません。


■フリテン
これは聴牌してみたら、前に自分が捨てていた牌が
上がり牌になってしまっている状態で
そのまま自分でツモれば良いのですが
これに気がつかずロン上がりしてしまうと
誤和になってしまいます。


以上、紹介してきた反則となってしまう行為の一覧です。
実は、もう一つ「包牌」という、言ってみれば禁じ手の様なものがあります。
包牌については次回お話していきます。

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