
今回は面子のかたち
そう面子の種類について
お話していきましょう
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★面子のかたち★
第4回、第12回で面子の種類について触れましたが
ここでは更に細かく種類を覚えていきましょう。
■順子
同一種類の順並びの繋がりを順子(ジュンツ)と言います。
これは数の順並びですので数牌でしか作れません。
1種類の数牌について以下の7通りの組み合わせができます。
数牌は3種類なので、21種類の順子ができる事になります。
■刻子
まったく同一の牌が3枚揃ったものを「刻子」(コウズ)と言います。
数牌なら9通り×3で27種類
自牌なら7通り合わせて34種類の刻子ができる事になります。
■槓子
先程の刻子ですが、もともと同一の牌は4枚あるので
4枚揃ったら、どうなるのだろうと思いませんか?
そう4枚揃ったものを「槓子」(カンズ)と言い
4枚の面子を作る事も許されているのです。
しかし、4枚の組み合わせと作ってしまうと
4つの面子と1つ頭を作るには1枚足りなくなってしまうと
思う事でしょう。
その為、槓子を作った際にはもう1枚ツモしてくる事になっています。
ですが、場牌からツモしてくるのでは無く
王牌からにツモる事になるのですが
そのやり方は次回の「ツモとチー・ポン・カン」で詳しくお話します。
今は4枚同一牌で槓子という面子が作れる事を覚えておいて下さい。
なお、4枚揃ったからと言って
必ず槓子を作らなければいけない訳ではありません。
数牌なら刻子を作って、残りの一枚を順子に使っても良いのです。
■対子
対になった2枚の同一牌を「対子」(トイツ)と言い
雀頭(アタマ)と呼ばれるものとして
上がる為には必ず毎回1組は作るものです。
組み合わせの数としては刻子の2倍、64通りの組み合わせがあります。
組み合わせの数から考えて、作るのにそんなに苦労は要りませんよ。
■5組の面子
以上お話してきた順子、刻子、槓子の3形態の面子と
1組の対子の、計5組が出来上がれば
それで上がりというわけになります。
基本的に、麻雀はそれだけのゲームなんです。
但し、面子の組み合わせの配合によって
上がりの点数が異なってくる為に
そこに色々な心理戦があります。
面子を揃える「だけ」なのに
そこには非常に奥深く、皆が何時間も
楽しんでしまう魅力がたくさん隠されています笑。
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