
今回は麻雀の上がりと
テンパイについて
お話していきます
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★上がりとテンパイ★
麻雀は誰が一番早く上がるか競うゲームという事は
お話してきました。
上がると言う事はどういう事か、もう少し細かく
説明していきたいと思います。
上がりとはどういう事でしょうか?
そう上がりとは、3枚1組を4つと2枚1組を1つ
計5組の牌の組み合わせが、ルールに決めた形に揃う事です。
今まで組み合わせと言って来ましたが、
麻雀では、この事を「面子」(メンツ)と言います。
この5つの面子が組み合わさってできる形を
要約すると下の図の様になります。
2)同一種類の数牌を
その数字のつながり
で3つ揃える
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上記の3つが主な上がりの時の形ですが
総牌数は全て14枚の事に注目してください。
今までにもお話したかもしれませんが
配牌時から、その後ツモったり捨てたりして
進行する間は常に13枚、これが上がる時は14枚
と言うのが今回のお話のキーになります。
■定牌
上でお話した14枚になる一歩手前
あと一枚くれば上がれる手牌の状態を
「聴牌」(テンパイ)といいます。
■待ちの型
聴牌で上がりの牌を待つ型について
基本的に5つの種類があり名前がついています。
この待つ型により点数が異なってきます。
1:リャンメン待ち・・・順子の両面どちらかを待っている |
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 or  |
手牌 待ち牌 |
2:カンチャン待ち・・・順子の真中一枚を待っている |
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手牌 待ち牌 |
3:ぺチャン待ち・・・順子の3又は7だけを待っている |
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手牌 待ち牌 |
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手牌 待ち牌 |
4:シャンポン待ち・・・対子が2組に対し刻子に出来る牌を待っている |
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  or  |
手牌 待ち牌 |
5:単騎待ち・・・対子の片割れを待っている |
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手牌 待ち牌 |
■和了牌
聴牌になった結果、もう一枚加われば
それで上がりだという牌を「和了牌」(アガリハイ)といいます。
和了牌を手に入れる事が「和了」(上がり)です。
和了牌は自分のツモでも良いし、他者が捨てた牌でも良いです。
自分でツモって上がる事を「自獏和」(ツモアガリ)と言い
他者の捨て牌で上がる事を「栄和」(ロンホウ)
略して「ロン」と言います
それから逆に自分の捨て牌で上がられてしまう事を
「振りこみ」と言います。
上がったら、「ツモ」なり「ロン」なりを宣言した後
正しく完成してるか皆に自牌を見せなければなりません。
ツモ上がりの場合は、和了牌で点数が変わってくるので
自牌の列の一番右に少し離して置くのが分かりやすく良いでしょう。
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